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3D Modeling

【CG最新情報局】Blenderでリトポロジーをきれいに行える!!RetopoFlow解説【Blender アドオン】

Blender最新情報!リトポロジーの常識が変わる!?

Blender Marketで「Retopo Flow 3.0」を発表!使い方解説。




RetpoFlowでリトポロジーを快適に:概要とダウンロード方法

今回、ご紹介するのは、Blenderを活用してハイポリゴンモデルを綺麗にリトポロジーしたい時に便利なRetpo Flowです。

【https://blendermarket.com/products/retopoflow】からダウンロードができます。


有料アドオンのためダウンロードするためには86ドルの支払いが必要です。

BlenderMarketでは、定期的にセールも開催されているので、こまめにチェックすることをお勧めします。


https://blendermarket.com/products/retopoflow
Blender Marketより引用 https://blendermarket.com/products/retopoflow

それでは、さっそく使っていきましょう!


※今回は、使用しているバージョンの関係で、Retopo Flow旧バージョンを使用しています。

タイトル2:機能紹介

まずは使ってみました。

上記の通りRetpo Flowでは、手動のリトポロジー作業を快適に行うことが可能です。



※リトポロジー
ポリゴン数が多く処理が重いハイポリゴンモデル(通称︰ハイポリ)の、面の数を減らして処理を軽くする作業。
既存のハイポリの上に、新しい面を追加していく。


Retpo Flowでは、自動リトポロジーはできません

あくまで、手動でのリトポロジー作業に特化したプラグインです。


ワークフロー

①まずは、Blenderを開き、Retopo Flowアドオンを有効化します。




②タイムラインの上に【Retopo Flow】というアイコンが出てきます。

リトポロジーしたいハイポリゴンモデルのみを表示した状態で、【Retpo Flow】アイコンをクリックします。

Retpo Flowの編集画面が起動します。




②Retpo Flow編集画面の左側にツール一覧が表示されます。

各ツールをそれぞれ、適材適所で使い分けリトポロジーを進めます。


各ツールの共通操作をご紹介します。




CTRL(CMMD)+左クリック ▶ 新しい面や辺を描画。
CTRL(CMMD)+Z▶1つ前の作業に戻る
右クリック▶頂点、辺、面いずれかを選択


生成するポリゴンの数など、詳細な設定は画面右側の「Option」タブから設定が可能です。


③リトポロジーが完了した、または作業を中断する場合は、編集画面左側の「EXIT」をクリックします。

作業を中断したローポリモデルを再編集したい場合は、ハイポリゴンモデルとローポリモデルの2つを表示させた状態で、ローポリモデルを編集モードに移行します。


編集モードで、タイムライン上の【Retpo Flow】アイコンをクリックすると、リトポロジーを再開することができます。




タイトル3:感想

今回、Retpo Flowを使用して手動リトポロジーには非常に適したツールです。

リトポロジーは、アニメーション制作やゲーム開発など重たい処理を伴うクリエイターには、必須の手順です。


最近では、自動リトポロジーソフトも多く発売され、手動でリトポロジーする必要が無いケースも多いです。


しかし、自動リトポロジーでは、ポリゴンの流れが不自然になる場合も多く、手間はかかりますが手動の方が綺麗です。


Retpo Flowは価格もからとお得で、リトポロジーに便利な機能が豊富です。

スカルプトなどを使用して、重たいメッシュを使用する機会が多いクリエイターの方は、是非導入を検討してはいかがでしょうか。



【今回の記事の関連記事はこちらから】


【動画で学習される方はこちらから】



Retpo Flowのメリット・デメリット

【メリット】

① 手動リトポロジーの時間を大幅短縮できる充実したツール群

②メッシュの流れや総数、密度を自分の好みで調整出来る

③安価(86ドル)から購入可能

④UIが整理されていてわかりやすい



【デメリット】

①ポリゴン数が極端に多いモデルをリトポロジーする場合、動作が重くなる。

②アップデートが他アドオンに比べると遅い

③複数のオブジェクトを別個にリトポロジーすることはできない。複数のオブジェクトを表示させてリトポロジーした場合、



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